こんにちはミネです
メルボルンに花粉のシーズン到来です。
花粉症の僕にはきつい時期です。
はい、シーズンといえば、そう!
KENYA!
ケニアは只今シーズン真っ最中。
フレッシュなケニアはクリーーーンでフレーバー達がピョンピョン飛び跳ねとります。
やはり個人的にケニアはエスプレッソよりフィルターの方が良いですね。
ケニアの良さが生かされてる気がします。
最近のコーヒーには「Flavornotes」というものがありますが、
これはそのコーヒーがどのようは印象もしくは特徴なのかを、フルーツやスパイスなどありとあらゆる食べ物もしくは物でたとえられています。
上手に育てられた&焼かれたコーヒーはそれほどフルーティーなんです。
例えば、僕が2週間前から焼き始めたニューカマーKENYA-KAHETEだと、
“Stewedberry, blackcurrant, cherryblossom”
Au79coffeeお馴染みのCOLOMBIA-HERNANDO CHANTRE-だと、
“Tangerine, honeyandrosehip”
豆それぞれに特徴があるので、焙煎も豆によって焼きわけている訳ですが、焙煎によってこれらの特徴はガラリと変わってしまうので、焼くときは結構神経使います。
で、今花粉症以上に悩んでいるのがこのKENYA-KAHETE。
このコーヒーはとても明るくとてもジューシーで、プラムやカシス、クランベリーなどのフレッシュベリー系の香りと甘みが◎
ただ焙煎によってフレーバーの交通渋滞が起こりやすく、喉に引っかかる系。
もしくは、クリーンさを求め過ぎても酸味のエッジが効き過ぎて梅干し系になる。
それだけは避けたい。
逆に火を(少し)入れすぎると、酸味と苦味が不協和音となり、ワッチャワッチャした味になる。(鉄っぽい)
(余談ですが)
特にケニアだと(ロットやオリジンにもよるが)岩海苔のニュアンスが顔を出してくる場合がある。
個人的に好きですが、ここで一つ明確にしておきたい点は浅煎りのコーヒーはただ酸っぱいと言えば、そうじゃない。
問題はこの「酸味と苦味の不協和音」苦味があるから逆に酸味が目立ってしまう事があるんです。
要は火の入れ方。
焙煎中コーヒー豆はメイラード反応によって甘みが形成されていきます。
これは玉ねぎを炒めると甘くなるのと同じ原理で、化学反応の速度によって甘みの質が変わってきます。
そしてこのメイラード反応ステージの後半からフレーバーが確立されていくとヒシヒシと感じています。
そしてここからどう舵を取るかはまたの機会に。
甘みと香りと酸味の調和が取れたケニアのコーヒーは、コーヒーの概念をも覆す素晴らしいものとなります。
綺麗で透き通るフレーバー、線の太い甘み、どこまでも長く続く余韻。
詰まり過ぎず、細過ぎず。
目指すはそこ。
今現在のKAHETEは良いんだけど、少しか弱すぎるかな。
かなり近いとこにはいる気がするけど、まだまだ遠い気もする。
ま、もう少しもがいてみます。
そんなKAHETEをどうぞ宜しくお願い致します。
それでは、
悩めるコーヒー芸人のミネでした。
コメント
はじめまして。ニュースレターから飛んできました。
メルボルンにも花粉飛ぶんですね。
コーヒーってすごく面白い。
メルボルンにもコーヒーにもすごく興味があります。
メルボルンやコーヒーの香りを思い浮かべながら読みたいと思います。ブログもメールも楽しみにしてますね。
フリーランスのビデオカメラマン1年生Yukaより
Yukaさん
Taskです。
コメントありがとうございます。
ニュースレター登録してくださったのですね。
感激です…!
ブログ拝見しました。
素のままの文章が素敵ですー
(何かこう、目の前で話をされているかの様にスッと入って来る感じが…)
ボクもブログまだまだですが、本気でやったらすごい可能性あるなーと感じています。
収益やPVというより「やりたい事」を意識して続けるのがポイントですね。
(あと最近意識しているのは「健康的なブログ」っていうフレーズです…笑)
ニュースレターの次号配信、お楽しみお待ち頂けると幸いです。
今後ともよろしくお願いします。